ベジタリアンとは、肉や魚など動物性食品を摂らず、野菜を中心とした食生活をする人のことを言います。ベジタリアンになる理由や、どのくらい動物性食品を食べないかはベジタリアンの中でも人によって異なります。
今回は、ベジタリアンについて詳しく解説させていただきます。
ベジタリアンとは?
ベジタリアンとは、
肉・魚などの動物性食品の摂取を避け、野菜や果物、芋類、豆類などの植物性食品を中心とした食生活をする人のことを言います。
「ベジタリアン」の語源には、
- 英語のvegetable+人を表すtarian=vegetarianとなった
- ラテン語のvegetus(活発な、力強い)に英語のvegetableを掛け合わせてつくった語で元々は「健康で力強い人」を指す言葉
という2つの説があり、単に「菜食主義者」を指すだけの言葉ではありません。ちなみに、ベジタリアンという語ができる前は、肉を食べない人はピタゴラス派と呼ばれていたようです。
現在ではほとんど、ベジタリアン=菜食主義者という意味で使われていますが、ひとくくりにベジタリアンと言っても、どの程度動物性食品を食べないのかは個人によって様々で、ラクトベジタリアン、オボベジタリアン、ビーガンなど、いくつかの種類に分けられます。
ベジタリアンの種類については下記の記事で詳しく解説しています。
なぜベジタリアンになるのか?
そもそもなぜベジタリアンになるのか?理由は人それぞれです。
- 宗教上の理由、信仰心から
- 健康のため(生活習慣病の予防など)
- 美容のため(ダイエット目的、肌の健康)
- 動物愛護
- 環境保護
などの理由があります。
なぜベジタリアンになったのか、という理由だけでも様々で、その中でさらに動物性食品の制限の程度に違いがあることを考えると、ベジタリアンはとても多種多様であることが分かります。
ベジタリアンになる理由については下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
ベジタリアンは単に「菜食主義者」という意味にとどまらず、「健康的で力強い人」を実現するために菜食を中心にするという考えが根底にあります。
どの程度、肉や魚などの動物性食品を食べるかは、ベジタリアンの中でもそれぞれですが、やはり食事のほとんど全てを植物性食品で摂るということが一番の特徴です。
ベジタリアンになる理由・経緯もまた人それぞれで、同じベジタリアンと言えど、ひとくくりにできない多様性があります。
近年では菜食中心の食事を心がける人も増えているようです。食生活・食文化の違い、お互い理解していけたらいいですね。