ベジタリアンにはいくつかの種類があり、ビーガンはベジタリアンの一種です。この2つの違いを認識している方は少ないのではないでしょうか?
今回は、似ているようで、その違いがあまり認知されていない、ベジタリアンとビーガンについて詳しく解説していきます。
ベジタリアンとビーガン(ヴィーガン)の違い
野菜や果物などの植物性食品を中心とした食事をするベジタリアンですが、動物性食品をどの程度食べるかは人それぞれで、分類すると十数種類あるとされています。その中のひとつに属するのが「ビーガン」です。
ベジタリアン
ベジタリアンとは、肉・魚などの動物性食品の摂取を避け、野菜や果物、芋類、豆類などの植物性食品を中心とした食生活をする人のことです。
ベジタリアンは、動物性食品をどの程度摂取するかによって細かく分類されます。
代表的なものとして、
・ビーガン(ピュア・ベジタリアン)
・ラクト・ベジタリアン
・オボ・ベジタリアン
・ラクト・オボ・ベジタリアン
・ペスクタリアン/ペスコ・ベジタリアン
・フルータリアン
などの種類があげられます。ベジタリアンという大きなくくりの中に、ビーガンが含まれているのです。
ベジタリアンのそれぞれの種類については、下記の記事で詳しく解説しています。
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ビーガン(ヴィーガン)
ビーガン(ヴィーガン)とは、
肉・魚・卵・乳製品などあらゆる動物性食品を一切摂らず、植物性食品のみを摂取する人のことです。肉のエキスや鰹だしなどもNGで、蜂蜜さえも摂りません。「完全菜食主義(純菜食主義)者」、あるいは「ピュア・ベジタリアン」とも呼ばれます。
ベジタリアンの中で、一番厳格なのがビーガンです。
肉・魚・卵は摂らないが、乳製品は摂る「ラクト・ベジタリアン」や肉・魚・乳製品は摂らないが、卵は摂る「オボ・ベジタリアン」などに対して、全く動物性食品を摂らないのがビーガンです。
ビーガンはさらに分類されており、食事だけでなく、生活のあらゆる面で動物性製品の使用を拒む、エシカルビーガンなどの種類もあります。
ビーガンの種類については下記の記事で詳しく解説しています。
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まとめ
ベジタリアンには様々な種類があり、その中のひとつがビーガンです。十数種類あるベジタリアンの中でも、ビーガンが最も注目されているのは、一番純粋で厳格なベジタリアンであるからかもしれません。