人間のカラダにとって朝日を浴びるといいことはたくさんあります。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、夜ぐっすり眠ることができます。また、ストレスの軽減やダイエット効果もあるとされています。
今回は、朝日を浴びることで、カラダにどんな効果があるのか、朝日を浴びるメリットについて解説していきます。
目次
朝日を浴びるメリット
朝日を浴びるとカラダにいいことをまとめました。
- 体内時計をリセットできる
- 夜ぐっすり眠ることができる
- 幸せホルモンが増加し、ストレスを軽減させる
- ダイエット効果がある
- その他、ビタミンDの合成や免疫力を高める
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体内時計をリセットできる
1日は24時間ですが、私たちの体内時計は25時間周期のため、毎日リセットしないとどんどんリズムが崩れていってしまいます。
体内時計のリセットに関わっているのがメラトニンというホルモンです。メラトニンには睡眠リズムを整えるはたらきがあり、光を感知すると分泌が止まる性質があります。そのため、朝日を浴びるとメラトニンがコントロールされて、体内時計がリセットされるのです。
夜ぐっすり眠ることができる
体内時計のリセットにも関わっているメラトニンは、睡眠リズムを整えるホルモンです。メラトニンは朝日を浴びることで分泌が止まりますが、約15時間後に増加をはじめます。朝目覚めて、夜眠くなるのはメラトニンのおかげなのです。
そしてもうひとつ重要なのがセロトニンというホルモンです。メラトニンはセロトニンからつくられます。太陽の光を浴びるとセロトニンの合成が活発になります。つまり、朝日を浴びてしっかりセロトニンを合成することで、夜メラトニンがつくられて眠りにつきやすくなるのです。
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幸せホルモンが増加し、ストレスを軽減させる
太陽の光を浴びると合成されるセロトニンは『幸せホルモン』ともよばれています。感情のコントロールや精神安定に関わっており、ポジティブな気分にしてくれます。反対に不足すると、ストレスやうつ、睡眠障害の原因になるといわれています。
セロトニンについては下記の記事で詳しく解説しています。
ダイエット効果がある
朝日をあびて体内時計がリセットされ、正しく機能するようになると代謝がUPします。代謝がUPすると痩せやすいカラダになりますので、ダイエット効果があると言えます。
また、光を浴びると分泌されるセロトニンは、満腹感を感じさせてくれるホルモンでもあります。不足すると食欲が増したり、食べても満足感が得られず食べ過ぎてしまったりします。朝日を浴びてセロトニンを分泌することで、食欲を抑制することができます。
その他、ビタミンDの合成や免疫力を高める
太陽の光を浴びることでビタミンDがつくられます。ビタミンDには、骨を強くし、肝臓や腎臓のはたらきをたすける作用があります。
また免疫力を高めたり、血圧や血糖値の上昇をおさえる効果もあるといわれています。
朝日をあびるときのコツ
脳に光が届く感度がいちばん高いのは起床直後といわれています。目覚めたらすぐ窓の近くの日が当たるところにいき、朝日を浴びましょう。歯磨き・朝食などの目覚めてからの行動を窓の近くでやるのもオススメです。ベットを窓際に置くのもいいかもしれません。時間があれば、散歩やジョギングをして直接太陽を浴びましょう。
曇り日の太陽でも十分です。天気や季節によって20〜30分浴びるのがいいでしょう。とくに冬は日照時間が短く、うつになる傾向がありますので、朝日を浴びて健康を保ちましょう。
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まとめ
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされます。睡眠リズムが整うので、夜もぐっすり眠ることができます。幸せホルモンや痩せホルモンともよばれるセロトニンの合成が活発になり、ストレス軽減やダイエットにも効果を期待できます。
朝日を浴びることは人間のカラダにとっていいことばかりです。健康的な生活をはじめる第一歩として、朝起きたらまず『朝日を浴びる』を毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
早起きして朝日を浴びたら『朝活』をするのもありです!