どうも、森山ミナト(@moriyama_minato)です。
そもそも格安SIMってなんだろう?
CMやつり革広告で格安SIMの名前を目にする機会は非常に多いですよね。
でも具体的に格安SIMについてわからないから切り替えるまでに至らないという人も多いかと思います。
簡潔にいうと、今のキャリアから格安SIMの事業者にSIMカードを替えて乗り換えることです。
後ほど詳しく解説いたします。
「SIMカードってなんだろう?」という方は下記の記事で解説してます。
今回は格安SIMについて詳しく解説したあと、メリットとデメリットも紹介いたします。
目次
格安SIM(MVNO)とは?
格安SIMとは、
特定のSIMカードを使用した低価格でWEBや電話サービスを利用することができる通信サービスです。
au、docomo、SoftBankの三大キャリアから電波を借りて運営しているため、
店舗を持たないなどのことから低価格を実現しています。
格安SIMは三代キャリアから電波を借りた事業者が提供している通信サービスです。
・基地局を持たない(電波を借りているため)
・ショップがない
・主がWEB販売
という3つが低価格で通信サービスを提供できる理由となっています。
三大キャリアは、MNO(移動体通信事業者)
格安SIMは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれています。
MNOとMVNOについては下記の記事で解説しています。
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格安SIM(MVNO)の仕組み
格安SIM(MVNO)はMNOから電波を借りて通信サービスを提供しています。
現在格安SIMを利用していない人は、au、docomo、softbankのいずれかと契約して通信している人がほとんどです。
格安SIMを提供している事業者は様々あります。
・楽天モバイル
・mineo
・LINEモバイル
・Y!mobile
・So-net
・UQmobile
・ゲオスマホ
など
事業者によって特化しているサービスが異なるため、自分が求めているサービスを提供しているMVNOを選ぶ必要があります。
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データ専用SIMと音声通話SIM
格安スマホのSIMカードは大きく分けて
・データ通信SIM
・音声通話SIM
の2つに分かれます。
データ通信SIMとは
データ通信SIMとは、
音声通話やSMS除くデータ通信を行うことができるSIMカードです。
WEB閲覧、アプリ使用などの通信を行うことができるため、090、080、070から始まる電話番号を持つことはできませんが、LINEやカカオトークなどのアプリからの通話をすることは可能です。
データ通信SIMは、音声通話を除くデータ通信を利用することができます。
090、080、070から始まる電話番号を持つことはできませんが、LINEなどのアプリを利用した通話は可能となっています。
また050から始まる電話番号を取得することができるアプリもあるため、
SMSを使用することができませんが、一応音声通話も可能となっています。
携帯2台持ちを考えている人にはおすすめのデータSIMとなっています。
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音声通話SIMとは
音声通話SIMとは、
WEB閲覧やアプリ使用、SMSに加え、音声通話もできるSIMカードです。
090、080、070から始まる電話番号を持つことができ、今現在使っている電話番号をそのまま引き継ぐこともできます。
音声通話SIMは、WEB閲覧やアプリ使用、SMSなどのデータ通信に加え、
音声通話もできるSIMカードです。
携帯の二台持ちを考えていない人にはおすすめのSIMで、一台でMNOと基本的には同じサービスを使用することができます。
そのため格安SIMに乗り換える人の多くが選ぶSIMカードとなっています。
また今使用している電話番号を変更せず、別のキャリアに変更する方法を『MNP』と呼ばれています。
MNPに関しては下記の記事で解説しています。
MNP予約番号の取得方法をキャリア別に解説しています。
【docomo】
>>【docomo】のMNP予約番号取得方法の記事を読む
【Softbank】
>>【Softbank】のMNP予約番号取得方法の記事を読む
格安SIM(MVNO)のメリット
格安SIMのメリットとして、
・利用料金が非常に低価格
・契約期間の2年縛りがないことがほとんど
・自分の通信利用量に合った料金プランを選べる
・事業者によってお得なプランがある
の4つが挙げられます。
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利用料金が非常に低価格
格安SIM最大のメリットとして、利用料金が非常に低価格となります。
月額数百円から利用することができるため、今お支払いしている料金より大幅にお得になります。
月額数百円とは言われていますが、様々なプランを追加することで平均2000円ほどにはなります。
それでも三大キャリアの利用料金の1ヶ月分で、格安SIMだと数ヶ月間のお支払いができるという計算になりますね。
携帯代を低価格にすることで生活費が抑えられるのは非常に魅力的ですね。
契約期間の2年縛りがないことがほとんど
格安SIMは三大キャリアの契約とは違い、2年以内に解約しても違約金が発生しないことがほとんどです。
データ通信SIMに関しては契約期間はなく、いつ解約しても違約金を請求されることはありません。
音声通話SIMに関しては違約金が発生する場合もありますが、ほとんどが1年以上の契約期間となるため、2年という期間に縛られることはありません。
乗り換えたい時に違約金を気にせず乗り換えれるというのはメリットに感じますね。
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自分の通信利用量に合った料金プランを選べる
格安SIMは基本料金にオプションをプラスすることで料金が増していくシステムです。
例えるなら、うどん屋で天ぷらを乗せるたびに料金が上がるようなプランです。
あまりWEBを閲覧しない人や常にWi-Fi環境を利用するという人であれば、月額数百円で利用することができます。
逆にWi-Fiなどの環境がないけど、WEBやアプリを多く使用したいという人は月額数千円で利用することができます。
プランの料金に関しては格安SIM事業者によって異なりますので、要確認が必要です。
事業者によってお得なプランがある
格安SIMは事業者によってお得なプランがことなります。
例えばLINEモバイルの場合、
10分電話かけ放題プランがあり、10分以内に通話を切ることを繰り返すことで無料で音声通話をすることが可能となります。
また、LINEの年齢確認機能は格安SIMだとできない場合がほとんどですが、
LINEモバイルだと契約時に年齢確認をしているため、年齢確認機能を行うことができます。
年齢確認をしていない場合、ID検索や電話番号検索することができないため、LINEを多く利用する人にはLINEモバイルは非常におすすめです。
このように格安SIM事業者によって、特徴的なプランが様々にあります。
あなたにぴったりなプランを提供している格安SIM事業者を選びましょう。
格安SIM(MVNO)のデメリット
格安SIMのデメリットとして、
・基本的な回線速度が遅い
・時間帯によってネットに繋がりにくいタイミングがある
・アフターサポートショップがない
・端末割引がない
・キャリアメールが使用できない
という5点が挙げられます。
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基本的な回線速度が遅い
三大キャリアの回線速度の最大が平均50Mbpsですが、
格安SIMの回線速度の最大が平均10Mbps程度です。
約5分の1となっています。
ただ三大キャリアも格安SIMも基本的には回線速度の最大はでません。
三大キャリアの回線速度の平均は15Mbps程度
格安SIMの回線速度平均は5,6Mbps程度です。
5,6Mbps程度の速度があれば、WEB閲覧やアプリ使用などストレスなく使用することができます。
ただ高画質の動画や映画などは、なかなか動画が開始しないなどの影響があります。
その場合にも快適なスマホライフを行うため、ポケットWi-Fiを持つ人が増えています。
ポケットWi-Fiは非常に便利なのでご検討してみてはいかがでしょうか。
時間帯によってネットに繋がりにくいタイミングがある
格安スマホは三大キャリアの電波の一部を借りてサービスを利用しているため、回線が混雑しやすくなります。
そのため時間帯によってネットに繋がりにくいタイミングがあります。
一番繋がりにくい時間帯がお昼の12時です。
次に18~21時の間です。
様々な格安SIMユーザーがネット回線を利用するため、ネット回線が混雑します。
これは三代キャリアから電波を借りてサービスを利用するため、現状はしょうがないことだと思いましょう。
今後格安SIMの普及によって、回線面も改善される可能性は十分にあります。
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アフターサポートショップがない
格安SIMには店舗を持っていない事業者が多くあります。
つまり故障などで利用できなくなった際に自分でWEBを使って事業者にお問い合わせなどの対応をするしか方法はありません。
ただイオンモバイルに関しては、故障した際にイオンの店舗に直接持っていくことで対応してくれます。
端末割引がない
ほとんどの格安SIMの事業者はあくまでSIMカードの販売です。
もちろん合わせて購入することもできますが、機種購入とは別物と考えた方がいいでしょう。
ただ格安SIMの事業者によっては、契約することでキャッシュバックが付いてくるものもあります。
そのキャッシュバックで機種をお得に購入することもできる場合もあるので、全くお得に買えないということではありません。
キャリアメールが使用できない
格安SIMはキャリアメールを使用することができません。
キャリアメールとは、
auなら『@ezweb.ne.jp』
docomoなら『@docomo.ne.jp』
Softbankなら『@softbank.ne.jp』
のことです。
キャリアメールを使用できなくなりますが、今だとGmailなどアドレスを作成することができるサービスが様々にありますので、特に問題はないかもしれません。
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まとめ
格安SIMは三大キャリアの携帯料金と比べ、非常に安く利用することができます。
その分回線が遅い、キャリアメールが持てないなどデメリットはありますが、
Wi-FiやGmailなどを使用することで、それらの問題も特に大きく感じることはありません。
今後さまざまな格安SIM事業者が参入するして、どんどんお得なプランが増えてくることが予想できます。
あなたにぴったりな格安SIMをみつけて、お得にスマホを利用しましょう。