手軽にできる健康法として知られる『白湯(さゆ)』ですが、実は正しい作り方や飲むタイミングがあります。
今回は、これから白湯を始めようとしている人だけでなく、すでに白湯を実践済みの人にも知ってもらいたい、白湯の正しい作り方・飲み方について解説していきます。
白湯(さゆ)とは?
『白湯(さゆ)』とは、沸騰させたお湯を飲みやすい温度まで冷ましたもののことです。『湯冷し』と同じようなものです。
ただ沸騰させただけのお湯は『白湯』とは呼びません。ポイントはお湯が湧いてからてから、水の不純物がなくなるまで、さらに沸騰させ続けるという点です。
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白湯の正しい作り方・飲み方
意外と知らない白湯の正しい作り方や飲み方、摂取するのに効果的なタイミングについて紹介します。
白湯の正しい作り方
- やかんや鍋に水を入れて、火にかけます。
- 完全に沸いたら火を弱めて、沸騰している状態をキープ。
- 10〜15分沸騰させ続けます。
使う水は水道水でもOKです。ミネラルウォーターの場合は軟水が良いでしょう。重要なのは、水に含まれる不純物が浄化されるまで沸騰させることです。そうすることで、やさしい口当たりになり、体にも優しいお湯になります。
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白湯の正しい飲み方
十分な効果を得るためには、正しい飲み方を実践しましょう。
- 時間をかけて少しずつ飲む
- 温度は50度が目安
- タイミングは、朝起きてすぐ、食事をする30分前、就寝の30分前
胃に負担をかけないよう、時間をかけて少しずつ飲みます。一回につき100〜200mlを数回に分けて、1日700〜800mlを摂取するのが良いとされています。但し水分の摂りすぎは体に良くありませんので、飲む量には注意しましょう。
温度は50度が目安です。熱すぎては体に負担がかかりますし、ぬるくても効果が減ってしまいます。体温よりもすこし温かいくらいの温度で飲むようにしましょう。
飲むタイミングは、朝起きてすぐ、食事をする30分前、就寝の30分前が効果的です。朝白湯を飲むと内臓を温めて目覚めさせ、活性化させる効果があります。また就寝前に体を温めることで、眠りにつきやすくなる効果もあります。
体に嬉しい白湯の効果は下記の記事で詳しく解説しています。
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まとめ
どんな健康法も続けるのが難しいですよね。『白湯』は、お金もかからず、簡単にすぐに始められます。正しい作り方・飲み方・タイミングなど注意する点はいくつかありますが、お湯を沸かして飲むだけの手軽な健康法です。
早い人では3日ほどで体の変化を感じられたという人もいるようです。まだ始めていないという方、これを機にぜひ白湯生活を始めてみましょう。