どうも、森山ミナト(@moriyama_minato)です。
お水には、軟水と硬水の2種類があります。
2つの違いは、1リットルあたりに含まれるミネラルの量です。
詳しくは後ほど解説します。
軟水と硬水は、期待できる効果も、飲み口も似ているようで結構違います。
「同じ水なんだからあまり変わらないでしょう」と、思う人もいるかもしれませんが、
日本の水道水やミネラルウォーターはほとんどが軟水です。
そのため硬水を飲んだ際に、慣れていない人であれば間違いなく違和感を感じます。
同じ水でもそれくらい違います。
今回は、軟水と硬水の違いを詳しく紹介いたします。
軟水と硬水の違い
軟水と硬水には、硬度や口当たり、期待できる効果など様々な違いがあります。
今回は、それぞれの詳細を解説させていただきます。
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硬度とは?軟水と硬水の基準
硬度とは、
お水1リットルに対して含まれているカルシウム、マグネシウムの量を表した数値を『硬度』と言います。
水1リットルあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムの量が、
硬度120ml未満の場合は軟水、120ml以上の場合は硬水とされます。
また、軟水と硬水の基準(水1Lあたり120ml)は、WHO(世界保健機関)によって定められています。
お水1リットルに対して含まれているミネラルの量を表した数値を『硬度』と言います。
硬度120ml未満の場合は『軟水』、120ml以上の場合は『硬水』となります。
この基準はWHOによって定められています。
ちなみに、東京の水道水は、60mlなので軟水です。
あまり想像はつかないかもしれませんが、硬水は水道水の2倍の硬度となります。
軟水の特徴
軟水の特徴は、
- カラダへの吸収が良い
- 老廃物の排出を促進する
- 美肌効果がある
- 胃腸への負担がすくない
- 飲みやすい
という5つ挙げられます。
軟水は、カラダへの吸収が非常にスムーズのため、ドロドロになった血液をサラサラに変えてくれて、老廃物の排出が促進されます。
老廃物がなくなることで、免疫力がつくことはもちろん、肌荒れや乾燥肌への美肌効果もあります。
日本人は軟水を飲み慣れているため、非常に飲みやすく、胃腸にも負担がありません。
お水は、1日2リットル飲むと良いと言われていますが、
普段から飲み慣れている軟水ならそこまで難しいことではありませんね。
軟水の詳しい詳細やメリット、デメリットは下記の記事で解説しています。
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硬水の特徴
硬水の特徴は、
- 便秘が改善される
- ミネラル補給
- 基礎代謝が上がる
- お腹がゆるくなり下痢になる
- 口当たりが硬く飲みづらい
という5つ挙げられます。
硬水にはカルシウムとマグネシウムが豊富に含まれています。
マグネシウムには、便を柔らかくするという作用があるため、
便秘解消に期待できます。
また、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは、
基礎代謝を促進させる作用があるため、脂肪燃焼にも期待ができます。
ダイエットをされている方には、硬水は非常に効果的です。
ただ、日本人は軟水に慣れているため、
硬水を飲むと、口当たりが硬く、重い印象を受けるかと思います。
また、普段飲んでいるお水よりミネラルが豊富なため、胃腸に負担がかかり、
下痢や腹痛などの体調不良になる可能性もあります。
硬水の詳しい詳細やメリット、デメリットは下記の記事で 解説しています。
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まとめ
軟水と硬水の違いは『硬度』にあります。
硬度はお水1リットルに対して含まれるカルシウムやマグネシウムの量で決まり、
120ml未満だと軟水、120ml以上だと硬水となります。
軟水と硬水はそれぞれ別の効果を期待できますが、
普段、飲み慣れていない硬水を飲む場合には注意が必要です。
特に便通を良くしたいなどの理由がない場合は、飲み慣れている軟水を飲むことをおすすめいたします。