身近なものだけれど、名前を聞かれるとわからないものは結構あると思います。たとえば、食パンの袋をとめる「アレ」わかりますか?
今回は、意外と正式名称が知られていない、いろいろなものについて紹介していきます。
目次
意外と知らない「あれ」の名前

「よく目にするけど、こんな名前あったんだ!」というものを10個ご紹介します。みなさんはいくつわかりますか?
- バッククロージャー
- ペタロイド
- ディスペンパック
- ランチャーム
- オットマン
- ひかがみ
- ランドルト環
- ジャーキング
- ピクトさん
- ラムスデン現象
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パンの袋をとめるやつ「バッククロージャー」

食パンなどの袋をとめるのに使われるプラスチック製の留め具のことを『バッククロージャー』と言います。アメリカのクイック・ロック社が開発したもので、英語では『Bread Clip』と呼ばれています。日本ではクイック・ロック・ジャパン株式会社のみが製造しています。
ペットボトルの底「ペタロイド」

炭酸飲料のペットボトルの底の花形をした部分のことを『ペタロイド』と言います。『ペタロイド』は花弁状、花紋という意味の言葉です。内圧に耐えるために考えられた形で、花形に見えることからペタロイドと呼ばれるようになりました。
ケチャップとマスタードのアレ「ディスペンパック」

ケチャップとマスタード、あるいはジャムとマーガリンなど、指でつまむと真ん中からパキッと割れて2種類が同時に出てくる容器のことを『ディスペンパック』と言います。『Dispense(分配する)』と『Pack(包み・パック)』を組み合わせてつくられた言葉です。
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お弁当のお醤油入れ「ランチャーム」

お弁当に付いている、醤油やソースなどが入った小さな容器のこと『ランチャーム』と言います。『ランチ(昼食)』と『チャーム(魅力)』を組み合わせた造語です。『たれびん』とも呼ばれます。もともとはガラスや陶器製でしたが、現在ではポリエチレン製がほとんどです。
ソファとセットの足置き「オットマン」

ソファや椅子と一緒に使う足置きのことを『オットマン』といいます。『オットマン(Ottoman)』という名前はオスマン帝国に由来しています。
ひざの裏のくぼんでいるところ「ひかがみ」

ひざの裏のくぼんでいるところのことを『ひかがみ』と言います。『引き屈み(ひきかがみ)』から『ひかがみ』になったと言われています。
視力検査のC「ランドルト環」

視力検査に使われるCのようなマークのことを『ランドルト環』と言います。フランスの眼科医の名前が由来です。
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寝てるときのビクッ「ジャーキング」

睡眠時に体がビクッとなることを『ジャーキング』といいます。筋肉が痙攣して起きる現象で、睡眠が浅いときに起こりやすいと言われています。無理な体勢やストレスによってカラダが緊張していることが原因で起こります。
非常口のあの人「ピクトさん」

非常口などの指示・注意・警告を伝える標識に描かれている人のことを『ピクトさん』と言います。『絵文字』という意味の『ピクトグラム』が名前の由来です。わたしたちにさまざまなメッセージを伝えてくれるやさしい人です。
牛乳を温めると膜ができる「ラムスデン現象」

牛乳を温めたときに膜ができる現象のことを『ラムスデン現象』と言います。発見者のラムスデン氏からとった名前です。ちなみにあの『膜』、捨ててしまう人も多いと思いますが、栄養価があるので食べてOKです。また、かき混ぜながら温めるとできにくいと言われています。膜が苦手な方は試してみてください。
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まとめ
意外と知らない名前が多かったのではないでしょうか?
誰もが知っている『アレ』に実は名前があることを知るとおもしろいですよね。ぜひ日常生活でつかってみましょう!